WiMAX2+のときには、3日間で10GB(ギガバイト)を超えるデータ通信を行うと、18時から翌26時まで最大速度1Mbpsという通信制限がかかっていましたが、新たにWiMAX +5Gに移行したら3日間で100GBを超えても制限はかからなかったということは別の記事で書きました。WiMAX +5Gという名前ですが、実際の高速電波はau 5Gであり、我が家はとても快適に送受信できていました。
また、我が家ではWiMAX機器をWAN側として利用し、Wi-FiルーターとLANケーブルで接続しています。そして、最近、Wi-Fiルーターを新調して通信環境がさらに改善しました。インターネット速度はFast.comで計測すると1.2Gbpsを記録することもあります(以下)。

スピードが速いので1回の計測で使用するデータ通信量も大きく、1GBを超えることもあります。上記画像で赤丸を付けたところが上りと下りで使用したデータ通信量です。
■前提知識
1b(ビット)
1B(バイト)=8b
1kB(キロバイト)≒1,000B
1MB(メガバイト)≒1,000kB
1GB(ギガバイト)≒1,000MB
1TB(テラバイト)≒1,000GB
1Mbps(メガビットパーセコンド)=125kB/秒
1Gbps(ギガビットパーセコンド)=125MB/秒
さて、我が家の通信環境が改善したことで、1,000回もスピードテストをすれば、データ通信量1TBを超える可能性が出てきました。日常であれば、毎日在宅ワークをしていても3日間のデータ通信量は100GB行きません。
WiMAXの公式ページでは以下のように記載されています。

「通信速度を制限する場合がある」とだけ記載されており、具体的に「どんな期間にどれくらいのデータ通信をしたら」という条件は記載がありません。WiMAX側としては「目に余る場合は制限できる」という権利を担保しつつ「必ずしも無制限ではないという気持ちで利用してほしい」という姿勢を表していると言えそうです。
恐る恐る3日間に1TBを超える通信をしてみたところ、UQ WiMAXの管理画面では以下のように表示されました。1TBを超えているのですが、データ通信量(合計)のところが赤字になっているだけで、「通常速度で通信中」とあり、体感的にも速度制限はありません。警告されている感じがしますが、3日間で1TBが速度制限の閾値(しきいち)ではないことは確認できました(ビビりなので、これ以上は無理)。

その後、3日間で1TBを下回ると以下のように通常表示である青字に戻りました。

ちなみに月間で5TBを超えてましたが、それも速度制限の閾値ではないことが確認できました(さすがに10TBとか行ったらマズイのかな…)。

改めて、「ここまでいったら通信制限がかかる」というのは確認できませんでした。在宅ワークする環境としても、今後、家族のデータ通信量が増えていくことを考慮しても、問題なさそうです。WiMAX側が制限ロジックを変更しない限り…。
明確に通信制限があったときにはとてもおススメできなかったですが、現在はWiMAXを自宅回線にするのもアリですね(あくまでau 5Gの電波が快適に受信できる環境において)。コスト重視の方は本家のUQ WiMAXよりもMVNOと呼ばれる以下のようなプロバイダ(サービス事業者)と契約するのがお得です。



「2or3年で別のMVNOに乗り換える」という手間をかけるのがイヤな方は、本家のUQ WiMAXをおすすめします。
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